補助金や助成金を使ってホームページ制作

 補助金や助成金は、国や地方公共団体、民間の団体から支給される資金のことです。財源支出には条件があるものですから、誰でももらえるわけではなく、申請や審査、資格が必要になります。

1. 補助金は後払い
   • 多くの補助金は後払い制になっています。例えば総額200万円の事業で1/2の補助がある場合は、まず自社のお金で100万円を支出する必要があります。
2. 支出する時期に注意
   • 補助金では事業期間を定めているのが一般的です。この「事業期間に支出」した経費以外は経費として認められず、補助を受けられないこともあります。
   • 例えば事業期間が6月1日〜12月25日までだとしたら、5月31日に支出したものも12月26日に支出したものも補助を受けられない可能性が高いようです。
3. 事務処理を怠ると補助金が受け取れないケースも
   • 事業期間終了後、一定期間内に報告書や支払 証しょう 憑ひょう
     類を提出する必要があります。この提出書類に不備があったり、目的外に経費を支出していたりすると、支払が拒否されることがあります。
   • 証憑書類とは？
     契約書や納品書など、何らかの取引があったことを証明する書類のこと。
4. 会計検査院の検査が入る可能性がある
   • 補助金を受けた企業は、会計検査院の検査を受ける可能性があります。しっかりと事務処理し、正当な目的で費用支出していれば問題ありませんが、不正なことをしていると、指摘される可能性があります。検査が入る可能性があることを認識した上で事務処理を行って下さい。